これから、三河市民オペラ制作委員会のメンバー紹介を不定期連載いたします!
皆さんに職業、趣味、写真のキャプション、そして、オペラへの熱い想いを語ります。
まずは第1回目 鈴木伊能勢委員長の紹介です。

生業→3年後に創業100年となる豊橋三菱ふそう自動車販売株式会社
趣味→ゴルフ・音楽・料理・読書・朝晩のワンチャンとの散歩・映画
写真→ゴルフ誕生の地、セントアンドリュースでオールド・トム・モリス(全英オープン4回優勝、ミュアフィイールド他設計)と二人で
1986年「世界一美しい響き」をと、サントリーホールが開館。オペラ好きの先輩に誘われて、通った。世界最高峰のソプラノ歌手、エデイタ・グルべローヴァを聴いた時、人の声はこんなにも美しいものなか、と胸が熱くなった。しかし、隣の中年男性が「ブラーボ―!(ブラーヴァではありません)と声を張り上げて叫んだ。人の声はこんなにも濁って響かないものなのか。昭和21年生まれの彼女が74歳で死去した時、ミラノ・スカラ座は「奇跡の才能を持った芸術家だった」、と悼んだ。
2009年ビゼー『カルメン』に取組んだ時、音楽評論家の方とお会いし、今度は「カルメン」を上演します、とお話したところ「鈴木さんは何をやるのですか」と訊かれた。一瞬意味が解らなかったが、すぐ理解した。市民オペラの主催者なら自分の好きな演目を選び、やりたい役を自分で演じる、はず。だから演じるのはどの役と、質問されたのだ、と。これが日本の市民オペラの定義なのだ、と。自分の声が鍛えた声でないことは、承知している。声楽家として鍛えた声か、普通の人の声なのか判断もつく。市民が主催し、市民が協力し、しかし舞台と客席のレベルは地域の枠を越えて世界に通用するものにしたい。この時、心に決めた。
1995年、オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ。マスターズの最終日、最終ホールでベン・クレンショーが最後のパットを沈めて優勝し、慟哭する姿を目の前で見た。ゴルフと人生の師匠の棺を担ぎ、そのまま出場した彼が背負っているものを知っている会場の空気が、パットの名手の技術を超えた奇跡を生み出した。今も心に残る感動を与えてくれたベン・クレンショー、しかし彼一人の力では無く、オーガスタの舞台が、技術を超えた技を引き出す空気が必要なのだ。
共鳴共感し、反応し、響く感性を持った観客がいればこそ、感動は生れる。
形はオペラの上演であっても、舞台に関わる人も、客席で観る人も、応援する人も、運営する人も、自分を含めてみんなが感動で胸を熱くさせたい。
心を震わせたことだけが生きて来た景色になる。
今後も、メンバーのさまざまな想いを紹介します!ぜひお読みいただけると幸いです。
ご入会された皆さまには公開オーデション開催時には、をご観覧いただける参加申し込み案内をメールにてお送りします。
また、オーデションに一般審査員としてご参加いただけるなどの特典もご用意しています。
入会をされていない皆さまにはこの機会に是非ご入会ください。


